株式会社大商グループ
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施工
01

技術を身に付けることで、
世界が変わる

岸野雅彦Kishino Masahiko
2011年入社
株式会社大栄 本社 施工課長
勤務地 大栄本社(埼玉県入間市)

大栄との出会い

学校卒業後、地元の倉庫会社に就職しました。素晴らしい先輩にも出会えたのですが、今の仕事に比べれば、スキルが身につくわけではありませんでした。
10年勤務した時に会社が廃業することになりました。子供もいましたので、何かが身に付く仕事に転職したいと考えました。
昔からの友人には建築関係が多かったので、住宅関連の仕事を勧められて探してみました。
偶然、大栄の求人を見つけ、面接を受けました。
仕事について色々と説明してもらえて、未経験でも仕事ができるということでしたし、何より、職場も社員もとても柔らかい雰囲気だったので、2011年、大栄に入社しました。

入社の頃

入社当時の大栄はサッシを社内で組立て、建築現場に届けるという仕事を中心とした会社でした。
ビルダー様から発注された窓やドアのサッシの部材が、サッシメーカーから大栄の工場に届いて、工場で社員が組立てます。
初めの仕事は組立てられたサッシを建築現場にトラックで配送して、搬入することでした。
現場での第一印象は、サッシが予想より重かったことでした(笑)。
大栄本社では、現在は、サッシの配送は外注業者さんに任せていますが、大商グループ全体では、今も社員が配送業務を行なっている部署も多くあります。
当時はサッシの取付は大工さんの仕事で、大栄の社員は配送と取付後の最終調整をしました。

取付技術を身につける仕事へ

2015年頃から、配送したサッシの取付も行うようになりました。これはビルダー様からの要望で、効率化のために、サッシの卸である大栄に取付も任せるという流れができたためです。
当時の私たちにとって、取付は未経験の作業だったので習熟するまで苦労しました。
取付という作業が加わったことで、施工技術を身に付けることが仕事になりました。
さらに、新築住宅の完成後に行う網戸やシャッターなどの取付も加わりました。
現在は新築だけではなく、既にお住まいの住宅に、網戸の交換やシャッターの取付などを行うリフォーム案件も増えてきています。
大商グループ全体では、今後はリフォームの案件にも全社で積極的に取り組んでいく方針です。

リフォームの面白さ

現在、すでに大栄本社では建築中の住宅へのサッシ搬入・取付の案件と、リフォーム案件との仕事量の割合が半々ほどになっています。
新築の場合は商材が限られていますが、リフォーム案件では常に新しい種類の商材と出会うことになります。施主様と直接やりとりをしますので、住宅の専門家として色々と相談を受ける機会も増えます。
網戸、シャッター、ひさし、物干し金具、カーテンレール、棚などエクステリアからインテリアまで様々な商材の取付を行うようになりました。
リフォーム現場で要望に応えることで、仕事の面白さが増していると感じます。

仕事の中で技術が身に付く

サッシの卸売という業態で、現場での取付技術を持っている会社は全国でも大商グループだけだと思います。
仕事は2名でのペアが基本で、担当する案件は個人個人の個性を考慮しながら決めます。
例えば、リフォーム案件で施主様の要望が細かい場合は対応力の高い人を配置します。
新しい商材が増える中で、できる人とそうでない人の偏りも出てきています。
現場で経験しないと上達しないので、新人には色々な先輩と組んでもらって学んでもらいます。
移動で半日かかりますので、話をして相談する機会にもなります。

技術を伸ばしあう職場

今後は、新しい商材が出てきても、誰もが常に同じレベルで基本的作業をこなせるようにサポートしあえることが必要だと感じています。
また、個人個人の得意分野や専門性を伸ばしていくことも必要だと思います。高い専門性があれば、それを他のメンバーにも還元してもらえると思います。
仕事の中で、互いのいい点や足りない点を補い合いながら、技術を伸ばしていける環境を作っていきたいと思っています。