学校を卒業後に縁があって埼玉県の造園会社で庭師として働きました。全くの未経験でしたが、植栽を整えていく仕事は楽しくて、自分に合っていると感じていました。
ただ、1年半ほどした頃に少し怪我をしてしまって、転職を考えることにしました。
次には、製造会社に就職して、工場のラインの管理に携わりましたが、変化のない単調な仕事だったので、自分には合わないと感じました。
そこで、1年ほどで小さな自動車修理会社に板金工として転職しました。
やはり未経験でしたが、状態が良くない車を新品同様に仕上げていく仕事はとても魅力的でした。
板金工を4年ほど続けましたが、給与が低かったこともあって、子供の誕生をきっかけに思い切って転職することにしました。
次には、運送会社に入社して4年間、配送の仕事を経験しました。給与や職場環境は良かったのですが、就業時間が長いことと仕事が単調だったことで、永くは続けられないと考えて転職を考えた時に、運送会社で取得したフォークリフト免許が縁になってくれて、大栄と出会いました。
大商グループとの出会いのキッカケは求人情報にあった「フォークリフト免許歓迎」でしたが、フォークリフトは仕事のごくごく一部でした。面接を受けてみるとサッシを扱う建築関係の仕事で、休日や勤務時間も明確だったので、地元の近くの伊勢崎市が職場ということもあって、やったことのないことをやってみたい、という好奇心で飛び込みました。
案件のほとんどが新築戸建住宅向けで、群馬支店の施工チームの仕事は、住宅用サッシを建築現場に配送して搬入することと、大工さんが取り付けた後に最終調整をすることが中心です。
入社当初は全くの未経験でしたので、毎日、現場から先輩社員に電話をかけて指導を受けながら仕事を進めました。また、それまで使ったことのない筋肉を使うので、最初は筋肉痛に襲われました(笑)
サッシの配送、調整というと単調な仕事の繰り返しのように思われるかもしれませんが、商材の種類も豊富で、建築現場も人と状況が全て違いますので、毎日が発見の連続です。その意味で造園や自動車を仕上げていくようなモノづくりと似ています。
例えば、シャッターの内部構造が分かると、現場での防水加工の大切さが分かります。玄関ドアの蝶番の位置調整や開閉スピードの調整も商材ごとに異なっています。日々の現場での経験から、品質を上げていくさまざまなポイントが見つかって、知識が増えていきます。常に新鮮な気持ちで取り組めます。
建築現場はさまざまな業者や人が集まって住宅の完成を目指すとてもダイナミックな場所です。
生きた技術や知識を持った多くの人と共に進める仕事ですので、周囲の人々から知見を吸収して、分からないことを分からないままにしないことで、仕事がどんどん面白くなっていくと感じています。
群馬支店には施工担当が4名います。今は営業担当と業務チームから降りてくる案件を施工チームのメンバーと話し合って日毎の配送ルートを決めて担当を割り振る役目も担っています。
後輩もできて、指導する立場にもなりますので、できるだけ相談しやすいように声をかけるようにしています。入社直後の自分自身の経験が役に立っていると思います。
施工チームのなかも支店全体も、なんでも周囲に相談できる環境にすることがとても大切だと考えています。
コミュニケーションが足りないと重要な情報が共有できなくなってしまいます。
コミュニケーションといっても自己表現が苦手な人もいますので、支店内を見渡して、この人とこの人の意思疎通が足りないのでは、と感じたら、積極的に間に入って話すことを心がけています。これを地道に続けていると、仕事全体がよりスムーズに進むことが実感できています。
サッシの専門家としての技術の向上だけではなく、支店全体が楽しく仕事ができるようにすることも、これからの自分の役割だと思っています。
最近は新築住宅だけではなく、リフォーム案件も増えつつあります。
リフォームと言っても、内窓を取り付けたり、シャッターを追加したりというサッシ周りの工事が中心です。
リフォームは新築戸建住宅と異なって、既に住んでいらっしゃる施主様と直接やりとりして、満足していただくことが仕事になります。
また、「あの人なら満足度が高い」というように個人の技量が直接的に評価される世界でもあります。
気軽に相談できて、情報共有ができるような活気がある職場だからこそ、社員が自分の得意分野を伸ばすことができるのだと思います。
そんな会社を皆と共に作っていきたいと思っています。